Value Add / Office

港区オフィスビル
大規模リノベーション

Minato-ku Office Building Value-Add Project

老朽化した港区の中規模オフィスビルを高付加価値スモールオフィスへ転換。 コンセプトリニューアルと戦略的テナント入替により、18ヶ月で賃料収入38%改善を実現したValue Add案件。

+38%
賃料収入改善
18ヶ月
プロジェクト期間
¥42億
総投資額

プロジェクト概要

本案件は、港区虎ノ門エリアに立地する築28年・延床面積約3,200㎡の中規模オフィスビルを対象としたValue Add型アセットマネジメント事例です。 取得時点では平均賃料単価が周辺相場を20%下回り、大型テナントの退去予定も重なる、いわゆる「課題物件」でした。

Nexusは取得前の詳細なデューデリジェンスにより、同エリアにおけるスモールオフィス・サービスオフィス需要の高まりを捕捉。 ワンフロアを複数の独立区画に分割し、ハイグレードな内装仕様・専用エントランス・独立電源を備えた「プレミアム小規模オフィス」へと転換するコンセプトを立案しました。

施工は段階的に実施し、稼働中テナントへの影響を最小化しながら、区画転換・フロア改修・共用部リニューアルを18ヶ月にわたって完遂。 完成後は積極的なリーシング活動により、竣工後わずか3ヶ月で全区画の稼働率100%を達成しました。

Project Data
所在地
東京都港区虎ノ門(匿名化)
延床面積
約3,200㎡
築年数(取得時)
築28年
取得価格
約29億円
改修投資額
約13億円
アセットクラス
オフィス(Value Add)
Strategy
取得ソース
オフマーケット情報
転換コンセプト
スモールオフィス化
稼働率(取得時)
68%
稼働率(完工後)
100%
賃料単価(改善率)
+38%

実施フェーズ

Phase 01 — Month 1–3
取得・デューデリジェンス・基本計画策定
オフマーケット情報を通じた物件取得後、建物診断・テナント調査・マーケット調査を並行実施。 スモールオフィス転換の収益シミュレーションを精緻化し、リノベーション計画の最終決定を行う。 既存テナントとの交渉も開始し、フロア明け渡しスケジュールを確定。
Phase 02 — Month 4–9
区画転換設計・第一期施工(上層階)
建築設計事務所との協働により、各フロアの最適な区画割り・動線計画を確定。 上層階から施工を開始し、ハイグレード仕様(無垢材・高品質照明・高速光回線専用配管)の内装工事を実施。 共用エントランス・エレベーターホールのリニューアルも並行実施。
Phase 03 — Month 10–15
リーシング活動・第二期施工・内覧会
竣工前からのプレリーシングを開始。専用マーケティング資料・360°バーチャル内覧ツールを制作し、 外資系企業・スタートアップ・士業事務所を中心に積極的なアプローチを展開。 施工中物件への早期申込が相次ぎ、竣工前に全区画の85%について仮申込を確保。
Phase 04 — Month 16–18
竣工・入居完了・安定稼働フェーズ移行
全改修工事の完了とともに、順次テナント入居を実施。竣工後3ヶ月で稼働率100%を達成。 プロパティマネジメント体制の再構築により、テナント満足度の向上とリテンション強化を図り、 中長期的な安定収益基盤を確立。

価値創造の成果

+38%
賃料収入改善率
スモールオフィス転換と賃料単価の引き上げにより、月次賃料収入を38%改善。 周辺相場比でも15%以上のプレミアムを実現。
100%
竣工後稼働率
プレリーシング戦略が奏功し、竣工後わずか3ヶ月で全12区画が満室稼働。 取得時68%から大幅に改善。
¥42億
総投資額(取得+改修)
取得29億円+改修13億円の総投資額に対し、改修後のNOIは取得前比で 大幅改善し、投資効率の最大化を実現。
18ヶ月
計画通りの竣工
稼働中テナントへの影響を最小化しながら段階施工を完遂。 当初計画通りの18ヶ月での全工程完了を達成。
"

この案件が示すのは、「問題物件」という概念の相対性です。立地・構造・マーケット動向を深く読み解けば、 他者が見送った物件の中にこそ、最大の価値創造余地が潜んでいる。

田中 健太 — 代表取締役 CEO

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